値上げが日常生活に影響しているかの問いに、「影響している」「やや影響している」は全体で87.2%と高かった。
性年代別では女性40代が最も影響を感じていた。
値上げを実感する品目で多かったのは、「生鮮食品」(57.9%)、「ティッシュ類」(40.1%)、「インスタント麺」(38.7%)だった。全体的に食品関連の値上げを挙げる人が多かった。
年代別では、女性50代以上が「コーヒーや乳飲料」「ティッシュ類」「住宅用洗剤、掃除用品」「衛生・入浴用品」を多く挙げた。
女性10〜20代は、「菓子・スイーツ・デザート類」が高かった。男性は40代以上で「インスタント麺」、20代以下は「飲料水・ミネラルウォータ類」が高くなった。
日本インフォメーションは、「今回の調査で、値上げの影響は生活者のマインドだけではなく実際の消費行動に変化をもたらしていることが分かった。買い物の目的や品目別に値上げへの対策は異なっていて、影響が大きいことが予想される商品は、企業側も対策を講じないと生活者が離れていくきっかけとなる恐れがあるようだ」と分析した。
今回の調査は、全国の16〜59歳男女を対象に、インターネットで行った。期間は4月13〜15日、有効回答数は984人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング