改正健康増進法の全面施行を機に、喫煙者をターゲットにしたカフェも増えている。カフェ・ベローチェや珈琲館を運営するC-Unitedは、20年11月から“煙草と珈琲が愉しめる場所”として「THE SMOKIST COFFEE(ザスモーキストコーヒー)」を、現在までに5店舗を展開。
また、1905年の創業から喫煙具の販売を行う元林(神戸市)は、喫煙文化を発信する場として、全席喫煙の「SMOKERS’CAFE BRIQUET(スモーカーズカフェ・ブリケ)」を3店舗運営している。
先のネットエイジアの調査では、たばこを吸わない人にも喫煙スペースに関する調査を行っている。そこでは、非喫煙者500人のうち64.4%が「喫煙スペースは必要だと思う」と回答していた。その理由は「受動喫煙を避けることができるから」(63.7%)が最も高く、「禁煙場所で喫煙する人が減ると思うから」(50.6%)、「歩きたばこが減ると思うから」(43.2%)と続いた。
銀座ルノアールの運営方針の一つに、「1人1人異なる多様なニーズに対応」という言葉がある。新たな層を獲得しつつも「ルノアール、お前もか」といった従来のお客の声に耳を傾け、店舗の改装を進める姿にその方針が表れているのかもしれない。
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