対面での面接に自信がない学生が増加 コロナ禍の弊害か：学情調べ

[ITmedia]

　コロナ禍でオンライン就活が主流になるなか、対面での面接を苦手だと感じる就活生が増加――そんな結果が、20代専門転職サイトを運営する学情（東京都千代田区）の、「面接」をテーマにしたアンケート調査で分かった。

23卒は対面の面接が苦手、理由は？（提供：ゲッティイメージ）

　対面で実施する面接に「自信がある」「やや自信がある」と回答した学生は18.0％だった。「自信がない」「やや自信がない」は55.6％で、自信があると回答した学生の3倍以上となった。

対面で実施する面接に自信はあるか（出所：プレスリリース、以下同）

　対してオンライン面接では、22.3％が「自信がある」と回答した。「自信がない」「やや自信がない」は46.4％で、自信があると回答した学生の2倍以上という結果に。

　対面での面接に自信がないと回答した割合は、オンライン面接よりも9.2ポイント高かった。回答者からは「リアル面接と比較すると、緊張しにくい」などの意見が挙がった。

オンライン面接に自信はあるか

対面での面接に自信を持てないワケ

　対面での面接に自信を持てない理由を聞くと、「リアル面接の経験が少ないから」が73.1％で最多だった。次いで「リアル面接は緊張してしまうから」（61.8％）、「リアル面接でのマナーが分からないから」（40.2％）という結果に。

対面での面接に自信を持てない理由

　調査は4月19〜28日、「あさがくナビ2023」へのサイト来訪者を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は649人。