TikTokで採用広報を強化する企業が増えている。筆者は「企業がTikTokを活用している」と聞くとベンチャー企業の利用が多い印象を持っていたが、ここ最近は日本交通やANAなど、大手企業も運用している。
実際、TikTokをきっかけに企業にエントリーする学生はいるのだろうか。
製造業と製造派遣業を手掛ける三陽工業(兵庫県明石市)は、2021年2月からTikTokの運用を始めた。フォロワー数5万8024人、総再生回数2685万1474回(5月24日現在)と、多くの視聴者に親しまれている。
動画に登場するのは、40歳を超える"おじさん"社員4人だ。
「デジタルネイティブの採用戦略としてTikTokの活用を決めた」と言うが、なぜ"おじさん"がかわいく踊るTikTokを始めたのか。実際に採用効果はあったのか。発案者であり、実際に動画に出演している小杉義明取締役と、企画・運用を担当し、アカウントを支える広報グループの加賀史穂理さんに話を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング