消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
キャリアや就職・転職の調査を行う「Job総研」を運営するライボ(東京都渋谷区)は、20〜50代の社会人男女を対象に「仕事と恋愛に関する意識調査」を実施した。職場恋愛をしたくない人に理由を聞いたところ、最も多かったのは「破局した時に居心地が悪い」で60.8%が回答した。
次いで、「仕事に影響がありそう」が45.7%、「恋愛事情が社内に筒抜けになりそう」が43.5%、「職場の周囲の目が気になる」が38.7%、「気まずさを考えて別れられなさそう」が33.2%だった。
一方で、職場恋愛をしたい人の理由で最も多かったのは「生活のリズムが合いやすそう」で49.5%、次いで「仕事へのモチベーションが上がりそう」が45.7%、「共通の話題で盛り上がれそう」が41.3%だった。
職場恋愛をしたい人としたくない人の割合は、31.8%が「したい派」(「したい」8.7%、「どちらかといえばしたい」23.1%)、68.2%が「したくない派」(「したくない」34.1%、「どちらかといえばしたくない」34.1%)であることが分かった。
男女別では、「したくない派」が男性で63.8%、女性で75.8%と10ポイント以上の差があり、職場恋愛の否定意識は女性が強い結果となった。年代別で「したくない派」が最も多かったのは50代で76.8%だった。
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