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» 2022年03月14日 07時00分 公開

「働かないおじさん」と本気で向き合い、解決するには「働かないおじさん問題」のニュータイプ化(1/4 ページ)

自社のミドルシニアが「働かないおじさん」となってしまっている――そんな場合、どのような対策ができるでしょうか。行動変容を促すための、5つのポイントを紹介します。

[難波猛ITmedia]
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連載:「働かないおじさん問題」のニュータイプ化

 本連載は、『「働かないおじさん問題」のトリセツ』(アスコム)の著者、難波猛氏が、著書の内容を基に最新の情報を加えて加筆修正したものです。

第1回:これは立派な社会問題だ――「働かないおじさん問題」と正しく向き合うべき理由

第2回:実は真面目? 現代的な「働かないおじさん」5つのパターン

第3回:「働かないおじさん」を生む、3つのズレと解決方法

 自社のミドルシニアがいわゆる「働かないおじさん」となってしまっている場合、その状況を立て直すにはどのようなことが必要でしょうか。

 期待と成果にギャップが生じている部下、特に長年の習慣や成功体験が積み重なったベテランほど、自発的な変化は困難です。

 行動変容を促すには、改善に向けて耳に痛い情報を相手に伝え、ギャップを解消する「ネガティブフィードバック」が必要な場合があります。

行動変容には、ネガティブフィードバックが必要(画像はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

 特に年上の部下に対して、過度に遠慮してしまい、伝えるべきことを伝えられないまま問題を悪化させてしまう例がよくあります。逆に、ネガティブな情報を伝えることに抵抗がない人の中には、言い方が厳しすぎて部下が委縮してしまい、自主性が損なわれたり、パワーハラスメントと受け止められたりしてしまうケースもあります。

 難しいコミュニケーションですが、厳しい情報を適切に本人に伝えることも上司の重要なスキルです。上司の役割は「部下に嫌われない」ことではなく、「部下を成長させ、期待以上の成果を発揮してもらう」ことだからです。

 ネガティブフィードバックをうまく行う5つのポイントを紹介します。

  • 1.合意を得る(一方的に進めない)
  • 2.不協和を作る(嫌われる覚悟を持つ)
  • 3.話すより聴く(傾聴)
  • 4.行動と事実について話す(ファクトベース)
  • 5.諦める(明らかに見極める)
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