三井住友カードやビザ・ワールドワイド・ジャパンらが進める、公共交通機関向けのクレジットカードのタッチ決済対応。5月31日には福岡市地下鉄が対応し、6月1日には長良川鉄道、7月15日からは西日本鉄道が対応するなど、次々とエリアを拡大している。
一方で、この仕組みはSuicaなど国内で普及する交通系ICと競合するものではない。すでに一定の普及をした交通系ICの置き換えとして、クレジットカードのタッチ決済を検討している交通事業者はないだろう。
クレジットカードのタッチ決済を導入する目的は、既に交通系ICを導入している事業者であればインバウンド対応だ。そして、交通系ICに未対応の事業者はコストを抑えてキャッシュレス化するという意味合いが強い。
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