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「昭和的な働き方だなあ」と感じること 「飲み会は必ず参加」「働く時間が長い」を抑えた1位は?「FAX利用」は昭和的?(1/2 ページ)

» 2022年06月17日 09時50分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン(東京都渋谷区)が、全国の企業に勤める20〜50代の会社員を対象に「昭和的働き方に関する意識調査」を実施した。その結果、昭和的なイメージの働き方1位は「休暇が取りづらい」だった。

働き方 ワークスモバイルジャパンが「昭和的働き方に関する意識調査」を実施した(写真はイメージ)

 自分が勤める会社や働き方について、「昭和的な会社だと感じる」と回答した人は39.4%だった。2018年調査の結果と比べると15.3ポイント減少した。また、「イマドキな会社だと感じる」(28.8%)と回答した人も前回より9.2ポイント増加していることが分かった。

働き方 現在勤めている会社での働き方について感じることは?(ワークスモバイルジャパン調べ)

 「昭和的な会社だと感じる」と回答した人を年代別に比較すると、20代36.1%(18年調査比16.5ポイント減)、30代47.7%(同13.2ポイント減)、40代41.1%(同6.3ポイント減)、50代32.6%(同25.1ポイント減)という結果だった。前回調査と比較すると、全世代で減少していた。

働き方 年代別での回答結果(ワークスモバイルジャパン調べ)

 次に、昭和的なイメージの働き方について聞いたところ、最も多かったのは「休暇が取りづらい(有給、病欠、産休、介護など)」(50.3%)で、次いで「働く時間が長い」(45.1%)、「会社の飲み会は必ず参加しなければならない」(40.7%)と続いた。また、前回調査ではなかった「社内の飲み会が多い」(39.1%)が5位にランクインする結果に。

働き方 「昭和的な働き方」に関するイメージとして当てはまるものは?(ワークスモバイルジャパン調べ)

 前回調査と比較し、昭和的なイメージの働き方として回答率が高まった項目は、トップが「FAXが多い」(32.2%)で、前回より10.7%増加していることが分かった。他にも「社内の飲み会が多い」(39.1%)が7.0%増加、「電話が多い」(29.4%)が6.2%増加した。

働き方 「昭和的なイメージ」が強くなった働き方トップ3(ワークスモバイルジャパン調べ)
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