「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン(東京都渋谷区)が、全国の企業に勤める20〜50代の会社員を対象に「昭和的働き方に関する意識調査」を実施した。その結果、昭和的なイメージの働き方1位は「休暇が取りづらい」だった。
自分が勤める会社や働き方について、「昭和的な会社だと感じる」と回答した人は39.4%だった。2018年調査の結果と比べると15.3ポイント減少した。また、「イマドキな会社だと感じる」(28.8%)と回答した人も前回より9.2ポイント増加していることが分かった。
「昭和的な会社だと感じる」と回答した人を年代別に比較すると、20代36.1%(18年調査比16.5ポイント減)、30代47.7%(同13.2ポイント減)、40代41.1%(同6.3ポイント減)、50代32.6%(同25.1ポイント減)という結果だった。前回調査と比較すると、全世代で減少していた。
次に、昭和的なイメージの働き方について聞いたところ、最も多かったのは「休暇が取りづらい(有給、病欠、産休、介護など)」(50.3%)で、次いで「働く時間が長い」(45.1%)、「会社の飲み会は必ず参加しなければならない」(40.7%)と続いた。また、前回調査ではなかった「社内の飲み会が多い」(39.1%)が5位にランクインする結果に。
前回調査と比較し、昭和的なイメージの働き方として回答率が高まった項目は、トップが「FAXが多い」(32.2%)で、前回より10.7%増加していることが分かった。他にも「社内の飲み会が多い」(39.1%)が7.0%増加、「電話が多い」(29.4%)が6.2%増加した。
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