PC版Webブラウザの世界シェアランキング 3位「Safari」、2位「Edge」、“圧倒的王者”のシェア率は?日本のシェア率も(2/2 ページ)

» 2022年06月19日 12時23分 公開
[ITmedia]
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Edgeの国内シェア率は2倍 「Firefox」がシェア率3位

 日本国内でのPC版Webブラウザのシェア率はどうか。1位は世界ランキング同様、Chrome(61.11%)だった。2位以下はEdge(21.49%)、Firefox(7.42%)、Safari(5.67%)、IE(2.56%)、Opera(0.73%)の順だった。

photo PC版Webブラウザの日本国内でのシェアランキングとシェア率の推移

 世界シェアランキングと比較すると、Edgeのシェア率が10.12%から21.49%に増え、2倍以上を記録した。日本では、官公庁を中心に内部システムでIEを使用しているケースが多く、そうした背景からEdgeの利用率も高いとみられる。サービス名を直訳した「火狐」の愛称で親しまれているFirefoxの利用率が高い点も、日本のランキングの特徴の1つだ。

photo 日本で利用者が多い「Firefox」の運営元である米Mozilla FoundationはNPOだ(提供:ゲッティイメージズ)

 MSは今回のサポート終了で、IEを起動不可とした。今後、IEを利用する場合はEdgeが自動的に起動するようになる。6月以降、日本国内でEdgeのシェア率が高まるのか、それともChromeがさらにシェアを拡大するのか。注目を集めそうだ。

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