新生銀行は、「2022年会社員のお小遣い調査」を実施した。男性会社員の毎月の平均お小遣い額は3万8642円で、前年より68円減少した。女性会社員の毎月の平均お小遣い額は3万3278円。前年より1120円減少し、最も少ない2019年(3万3269円)に次ぐ金額となった。
男性会社員の1日の昼食代は、前年の649円から26円減少し、623円となった。微減となったものの、10年以降で2番目に高い水準だった。年代別では、20代が727円で最も高くなった。
女性会社員の1日の昼食代は656円で、前年の590円から66円増加した。3年連続で増加し、16年以来の600円を超える高水準となった。また、男女ともに持参弁当の割合が最も高く、男性で33.9%、女性52.0%を占めた。
男性会社員の1回あたりの外での飲み代は5395円。1回あたりの飲み代と1カ月の平均飲み回数から算出した1カ月の飲み代は、前年から1734円減少し、1万1495円となった。
女性会社員の1回あたりの外での飲み代は4464円、1カ月の飲み代は8429円となった。前年より1278円減少と大幅な減少に転じた。
新型コロナウイルスの影響で職場で働き方に変化があった人は、男性会社員46.0%、女性会社員39.8%だった。昨年は男女ともに約半数を占めたが、今回は男性・女性ともに減少し、働き方の変化が定着してきた様子が伺える。
働き方改革の内容は、「テレワークで働くようになった」「残業が減った」が上位となり、首都圏居住者や従業員規模が大きい会社に勤める会社員ほど、それらのスコアが高くなる傾向が見られた。
調査は、インターネットで会社員(正社員・契約社員・派遣社員)、パート・アルバイト2712人を対象に実施した。調査期間は、4月11〜18日。
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