CODEGYMにおける、現在のISAの支払い条件を改めてまとめると次のようになる。
これはそれぞれどういうことか。まず、CODEGYMを卒業後、エンジニアとして年収330万円で就職できた場合を例に取ろう。このとき、計算上の月収は27万5000円。その10%は2万7500円となり、この額を30回に渡ってLABOTに支払うことになる。
合計支払い額は82万5000円となり、一括払いの69万円よりは高い。しかし初期費用が一切いらないこと、30回の分割払いであること、さらにもし転職後の年収が276万円を下回ったら、支払いが猶予されるというメリットがある。
つまり、年収アップのためにCODEGYMに通ったものの、就職に失敗したら費用は発生しない。一般的な前払いの場合、受講料をあらかじめ貯めておかなくてはならないし、教育ローンなどで分割支払いをする場合、転職が失敗しても支払いだけは必要だ。ISAは、成功報酬となっていて、利用者にとってはハードルが低い。
ではデメリットはないのか。1つは、転職が大成功して年収が大幅に上がった場合だろう。例えば、年収が810万の転職に成功したら、月収67万5000円。毎月の支払い額は6万7500円となり、30回の合計は202万5000円まで膨らんでしまう。
実はここにも配慮があって、CODEGYMのISAでは、支払い上限が設定されており、総額が99万円に達した時点で支払いが終了する。約15回の支払いで完了するというわけだ。
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