グローバルマーケティング事業を展開するCool Japan TV(東京都渋谷区)は、東京・代官山町にショーウィンドー型のアートギャラリー「DRELLA(ドレラ)」をオープンした。同社はこのギャラリーで毎月、自社でキュレーションしたアーティストの個展を開催。新しいカルチャーを発信していく。
同ギャラリーは、トレンドの象徴である代官山の駅から徒歩3分ほどに位置している。全面ガラス張りであることから視認性が高く、ショーウィンドーのように道路からギャラリー内が見えるようにした。
ギャラリー内は配線が見えないよう、デジタル機器を配置できる壁面に設計。大型モニターやプロジェクターを設置するなど、デジタルアートを展示しやすい空間としている。
7月10日までのオープニングイベントでは、Z世代を中心に人気のイラストレーター、ヨシフクホノカさんのギャラリー個展を開催する。ヨシフクさんはアパレルブランドやファッション誌とコラボするなど、「エモい」アーティストとして人気を博しているという。ノスタルジーを感じさせるレトロポップなタッチを武器に、黒い瞳の女の子たちを描く。
今回の個展「PLAYLIST」では、iPadで描いたイラストと手書きの絵を、3万〜10万円程度で販売している。ヨシフクさんは「より多くの人に見てもらえるように今後も頑張りたい」と話す。個展は今後、ヨシフクさんが大学時代を過ごした福岡県をはじめ国内数カ所で開催する。11月からはDRELLAのプロデュースにより、マレーシア・クアラルンプールをはじめとしたアジアツアーを予定しているという。
また、TBSテレビのバラエティー番組「王様のブランチ」にも取り上げられたクラフトキムチ専門店「Kimchi Lab Tokyo(キムチラボトーキョー)」のパッケージデザインを手掛けるなど企業とのコラボにも意欲的に取り組んでいる。
Cool Japan TVでCMO を務めるLeon Shen Limさんは「日本のトレンド発信基地である代官山から若手アーティストの情報を発信していきたい」と意気込む。
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