入浴にゆっくり時間をかけられているか聞いたところ、「そう思う」は16.0%、「どちらかといえばそう思う」が36.8%と、合わせて52.8%が時間をかけられていると回答した。
また日々の生活の充実感で比較した結果、「時間をかけられている」と回答した人のうち、日々の生活が「充実している」と答えた人は68.2%に対し、「時間をかけられていない」と答えた人の中で「充実している」と答えた人は45.7%と、20ポイントもの差があった。入浴は生活の充実度においても重要な役割を果たしているようだ。
新型コロナウイルスの流行前と後で入浴事情に変化があったか聞いたところ、「変化がある」と答えた人は25.2%だった。変化の内容について最も多かったのは「家族よりも自分が後に入るようになった」(30.2%)、次いで「入浴時間が長くなった」(25.4%)、「入浴する時間帯が早くなった」(23.8%)、「入浴する頻度が増えた」(22.2%)という変化が見られた。
理由については「自宅で仕事することが増えたから」(49歳)、「在宅勤務で子供と一緒に入ることが出来るようになった」(32歳)などの「おうち時間」の増加によるものや、「清潔にしようと体をしっかりと時間をかけて洗うようになった」(45歳)、「外出して帰ったらそのままお風呂に向かうことが鉄則となった」(42歳)など衛生面への不安が挙げられた。
花王は「調査から、父親たちはさまざまな理由によって最後に入浴する人が多いことや、入浴時間に対してリラックスや疲労回復など心身の疲れを癒す効果を感じている人が多いことが分かった」とコメントした。
今回の調査は、全国の小学生以下の子供がいる20〜59歳の働く男性を対象に、6月2〜6日にインターネットで行った。有効回答数は500人。
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