消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
花王が展開するメンズヘルスケアブランド「サクセス」は、全国の小学生以下の子供がいる20〜59歳の男性500人を対象に「父親たちのお風呂事情調査」を実施した。父親たちが家庭内で入浴する順番について聞いたところ、最も多かったのは「最後」(45.4%)だった。
次いで、「最初」(32.6%)、「中間」(22.0%)だった。
「最後」と答えた人からは、「仕事が忙しく、帰宅する時間が最後になるから」(37歳)、「最後の掃除担当のため」(44歳)、「次の人に急かされるのは嫌だから」(35歳)などの声が聞かれた。
「最初」と答えた人からは、「自分が一番早く寝るので」(53歳)、「子供を早く就寝させるため一緒に入る」(40歳)、「自分以外の家族がなかなか入らないから自分が先に入る」(39歳)という理由が多かった。
「中間」と答えた人からは、「子供が綺麗な状態で入れるよう、子供を優先にしているから」(45歳)、「特に順番は決まっていない。どれが多いかと言われれば中間」(44歳)という声が聞かれた。それぞれの順番になる理由を聞くと、仕事の終わる時間や、育児、就寝時間などを考慮していることがうかがえる。
最後に入ることについてどう感じるのか尋ねたところ、「浴槽のお湯を使いまくれるから、最後に入浴する方が気を使わなくてよい」(48歳)、「最後なので、あとのことを気にせずゆっくり入れる点は良い」(40歳)というポジティブなコメントから、「お湯が少なくて寂しい」(45歳)、「最後なので、風呂掃除をしないといけないので手間」(43歳)などのネガティブなコメントもあった。
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