仮面ライダー最新作『ギーツ』発表 ゲーム「フォートナイト」「APEX」に着想 どんな作品に?社会情勢を反映(1/2 ページ)

» 2022年07月23日 07時00分 公開
[ITmedia]

 テレビ朝日と東映は7月22日、仮面ライダーシリーズ最新作『仮面ライダー ギーツ』の制作を発表した。9月4日から放送を始める。「フォートナイト」「Apex Legends」などのオンラインゲームが世界的にヒットしている社会情勢を反映し、作品の舞台を「生き残りゲーム」と設定。子どもだけでなく、大人のファン獲得も目指す。

photo 「仮面ライダー ギーツ」(出典:テレビ朝日公式Webサイト)

主人公のライダーは「キツネ」がモチーフ

 『ゼロワン』『セイバー』、現在放送中の『リバイス』に続く「令和ライダー」の第4弾。ファンからの評価が高い『エグゼイド』(2016〜17年)、ゼロワン(2019〜20年)の脚本を手掛けた高橋悠也さんがギーツの脚本を担当する。

 仮面ライダーといえば、初代が「バッタ」、平成ライダー1作目『クウガ』の「クワガタ」など生物をモチーフにしたフォルムが代名詞となっている。リバイスは悪魔をモチーフとしていたが、ギーツは「キツネ」をモデルにしており、生物に再び回帰した形だ。テレ朝は自社の公式Webサイトで新ライダーについて「白いキツネライダー」と表現している。

 テレ朝が公開した画像をみると、ギーツのライダースーツは能楽や各地の稲荷神社のお祭りで用いる「狐面」をモデルにしたようなデザインを採用。黒ベースのアンダースーツに白いアーマーを装着し、赤いブーツの横からバイクのマフラーのようなものが伸びているのが分かる。Twitter上では『仮面ライダー 555』(ファイズ)に似ているとの指摘がある。

photo 狐面(提供:ゲッティイメージズ)
photo 「仮面ライダー 555」(出典:Amazonプライムビデオ)
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