続いて直近の業績を見ていきましょう。22年3月期の通期の業績です。
売り上げは微増ながらも、黒字転換しており業績は非常に大きく回復していて好調です。
利益水準も18年3月期以降で最も高い水準となっていて、22年の3月期はここ数年でも比較的好調だったことが分かります。
単体の業績を見ていくと、経常収益(売り上げ)に関しては貸出金利息は1億円の増加となっているものの、有価証券の利息や配当金の収入が6億円減少していることもあり、減収です。
減収の中で黒字転換した要因は、前期にあった有価証券関連の損失20億円がなくなったことです。21年3月期は大きな赤字となっていましたが、これには有価証券の関連の損失が大きく、その影響がなくなった今期は業績が回復しました。
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