消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
オトバンク(東京都文京区)は、同社のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」のユーザーを対象に「イヤフォン利用に関する調査」を実施した。ユーザーが選ぶワイヤレスイヤフォンの人気メーカー1位は「Apple(アップル)」(178人)だった。
2位は「Sony(ソニー)」(131人)、3位は「Anker(アンカー)」(84人)、4位は「BOSE(ボーズ)」(27人)、5位は「JBL(ジェイビーエル)」(21人)となった。製品名は主に「AirPods Pro(Apple)」、「WFシリーズ(SONY)」、「Soundcore (Anker)」が人気で、その他には「ダイソー」や「スリーコインズ」で販売しているイヤフォンや、Shokz製の骨伝導イヤフォンを使用しているユーザーなどもいた。
イヤフォンを選ぶときに重視するのは、1位が「つけ心地」、2位は「ワイヤレス」、3位は「価格」、4位は「音質」、5位は「ノイズキャンセリング」という結果になった。
ワイヤレスイヤフォンを選ぶメリットは何か聞いた。最も多かったのは「コンパクト・軽量なので持ち運びしやすい」という携帯性、次いで「移動中やスポーツに最適」という利便性、「カバンに引っ掛かったり、絡まることがない」という安全性だった。
現在はワイヤレスイヤフォン・ヘッドホンを使用していないと回答したユーザーでも、75%は「(ワイヤレスイヤフォンに)興味はある」と答えた。また、もし買うとしたら何を重視するか聞いたところ、1位は「つけ心地」、2位は「価格」、3位は「音質」と、ワイヤレスイヤフォンを使用している人も使用していない人も、重視する項目は共通していた。
今回の調査は、オーディオブックユーザーを対象に、4月5〜10日にインターネットで行った。有効回答数は1687人。
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