物件選びに関して、勤務形態別に重視されたポイントを見てみると、最も重視されたのはいずれも「家賃」という結果になった。ただ、ほとんど家で仕事をする「フルリモート」のグループは、オフィスワークのある「出社勤務」と「ハイブリッド勤務」のグループよりも、家賃を重視する人の割合が少ないことが分かった。
ランキングを見ると、リモートワークが中心のグループでは「多少家賃を上げても、広さや間取りを希望通りにしたい」と考え、オフィスワークが多いグループでは「広さや間取りを求めない代わりに、家賃は予算より上げたくない」と考えていることが推測される。
引越ししたことにより、家賃が「上がった」と回答した人は56%おり、半数以上となった。増減の平均額は+1万1759円となった。
引越しにより、家具・家電の購入にかかった総額については、勤務形態別に見ると「上がった」と回答した人の中で、「フルリモート」のグループの金額幅が一番大きくなった。最も小さいのは「出社勤務」のグループで、差は約1万2000円という結果になった。
調査は、「引越し侍」を利用して引越しした全国の1872人を対象にインターネットにより実施した。期間は22年5月19日〜6月22日。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング