林野庁が公開している木材の供給量の推移によると、2020年の木材自給率は41.8%。2002年の18.8%からは大幅に改善しているが、半分以上を輸入材が占めている。
21年には「ウッドショック」と呼ばれる世界的な材木価格高騰が発生。経済産業省の調査によると、21年9月には木材・木製品・林産物全体の輸入価格が前年末比で69%上昇した。集成材は影響が大きく、前年比2.49倍になった。国内では、木材・木製品が前年末比で47%上昇。集成材は2.27倍の上昇だった。
輸入材は今後円安の影響も相まってさらなる価格高騰が見込まれる中、国内材が存在感を示すことができるか。
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