大東建託は東北地方の6県に住んでいる人を対象に、居住自治体の満足度調査を実施し、「住みたい街ランキング」「住みここちランキング」として集計し発表した。「住みたい街」は仙台市が3年連続1位となった。
住みたい街1位の仙台市は、東北地方最大の都市。仙台駅には東北新幹線をはじめ複数の路線が通り、駅周辺には大規模ショッピングモールや百貨店、飲食店などが多数そろう一方、広瀬川や青葉山などの自然や街路樹も多く、「杜の都」という別名を持つ。
市の担当者は「東北大学をはじめとする多くの研究機関が集まる『学都』、仙台国際音楽コンクールや仙台クラシックフェスティバルが開催されるなど、音楽文化が息づく『楽都』としても知られている」と話す。
住む人からは、「大きい病院もあり、学校も充実している」「バスや地下鉄で10分程度で仙台駅に行ける」などの声が挙がる。
今年は全国の自治体を対象とした集計方法に変えたため、2位には東京23区が入った。
3位は昨年2位だった岩手県盛岡市。市街地には「ござ九」や「木津屋本店」などの藩政時代の商家や、岩手銀行赤レンガ館などの明治期のモダン建築など、歴史を感じさせるスポットが点在する。
住む人からは「歩いてスーパー、薬局、クリニック、市役所、郵便局などに行ける」「公園、学校も近いので子育てしやすい」といった声が挙がった。
4位には横浜市、5位に福島県郡山市が入った。
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