オマツリジャパンの収入は青森県から支払わる委託費で、プレミアム観覧席の売り上げは全て地域・ねぶた祭りに還元する。
「プレミアム観覧席の設計やフードペアリングで提供する酒などを地元の企業に発注しているため、地域の企業への還元につながっていると考えています。売り上げは全てねぶたの運営資金、地域のための資金として活用します」(加藤代表)
青森ねぶたでは実証実験として、プレミアム観覧席を2日間に限定して提供した。席の種類も100万円と20万円の2種類で、座席数もかなり少数に限定している。加藤代表は、「今後は『10万円の席を100席用意』『1万円席や5万円席の導入』なども考えられる。そして、多くの利用者に価値を感じてもらい、購入してもらえるように価格や内容を精査し、バリエーションを増やしていく」と意気込む。
「このプレミアム観覧席の取り組みは、日本で1番有名とされている青森ねぶた祭で実施し、成功したことに大きな意味があります。日本でも有数の大型祭りである青森ねぶた祭りで成功したのであれば、自分たちもやってみようというムーブメントが起きるかもしれません。ねぶた祭りの成功事例を紹介しながら、今後他の祭りでも展開していく予定です」(加藤代表)
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