消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
商品比較サイト「エラベル」を運営するPLAN-B(東京都品川区)は、月に5万円以上の副業収入がある232人を対象に、副業と資格についてのアンケート調査を実施した。回答者から最も多く挙がった副業は「Webライター」で、副業に強いと思う資格・スキルの1位は「プログラミング」だった。
副業で月5万円以上の収入がある人に資格の有無を聞いたところ、「資格を持っていない」と答えた人が68.1%、「資格を持っていて実際に副業に生かしている」と答えた人が17.7%、「資格を持っているが副業には役立たない」と答えた人が14.2%だった。
実際に、副業に役立っている資格として「宅地建物取引士」「マンション管理士」「司法書士」「行政書士」「社会保険労務士」「薬剤師」「TOEIC」「MOS」「調理師」といった回答が複数人から挙がった。
月5万円以上の副業収入がある人が実際に従事している副業の1位は「Webライター」(67人)、2位は「ネット販売系」(23人)、3位は「開発・プログラマー」(13人)だった。
コロナ禍で、「電話悩み相談」「パーソナルトレーナー」「YouTuber」「SNS運用代行」「イラストレーター」「オンライン英会話講師」など、在宅でできる副業を挙げる人もいた。
「これがあれば副業に強い」と思う資格・スキルの1位は断トツで「プログラミング(開発)スキル」で、以下「FP(ファイナンシャルプランナー)」「英検・TOEICなどの英語系のスキル」「宅地建物取引士(宅建)」が続いた。
ネット販売系の副業をしている人からは「古物商の免許があるともっと取り扱える範囲が広がるから良い」という声も寄せられた。
この調査は副業で月に5万円以上稼いでいる20〜60代の232人を対象に、8月26〜30日にインターネットで実施した。
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