この記事は、『無駄ゼロ、生産性を3倍にする 最速で仕事が終わる人の時短のワザ』(伊庭正康著、明日香出版社)に掲載された内容に、編集を加えて転載したものです(無断転載禁止)。
いつも、困った時に相談してくる知人がいます。でも、嫌な気分になったことは一度たりともありません。あなたの周囲にも、そんな人がいませんか。何だか、「お互いさま」だと思える人。「お互いさま」だと思ってもらえる彼らのようになりたいものです。
簡単な方法を紹介します。彼らに共通する口癖をまねてみるのはいかがでしょう。別れる際に、「では、またね」ではなく、「何かできることがあれば言ってね」と伝えるようにしてみてください。
おそらく、相手はそのことをずっと覚えているものです。それほど、このせりふは心にささります。その時、あなたに「相談に乗るチカラ」があるかは関係ありません。あなたのできる範囲のことをすればいいだけです。
今でも思い出します。阪神大震災の時、私は京都でしたので被災はしていないのですが、「できることがあれば、言ってね」と言ってもらった人のことは忘れられません。大事なのはその気持ち。たった3秒の言葉ですが、その言葉は相手の心に長く残ることでしょう。
人にお願いできない理由に「人に任せると不安」という心理があります。確かに、資料の体裁がイメージ通りでなかったり、文章の「て・に・を・は」が気になったりすることでしょう。だからといって、自分でやったほうが速い、と考えるのは早計。残業せざるを得なくなります。
だから、たとえ体裁がイメージ通りではなくとも、「て・に・を・は」の用法に違和感があったとしても、内容がおおむね伝わればOKとしておくことが正解です。私はそれを70点主義と呼んでいます。というのも、100点なんて自己満足の域であることがほとんど。「体裁」で得点を取りに行くのではなく、「内容」で勝負すると考えることが、人に任せる上ではとても重要な考え方なのです。
嫌な話を1つ。「自分流の体裁」にこだわる人はほとんどの場合、嫌われます。周囲から慕われるできる人は「体裁」ではなく「内容」で勝負している人なのです。気をつけたいところです。
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