物件の質が均質で、安心して買えるという点もポイントだ。21年、よく売れた物件は大規模開発「ワードビレッジ」内にある新築コンドミニアム。これは日本人観光客にはおなじみのアラモアナショッピングセンターすぐ西のカカアコ地区の約7万坪にコンドミニアムや大型商業施設、オフィスなど数多くの施設が今後約20年以上に渡り開発されるというもの。コンドミニアムは全体で14棟建てられる計画で、16年からの開発ですでに5棟が完成しており、今後の開発予定などが適宜発表されている。
場所が分かりやすい上に新築である。ご存じのように米国の住宅は日本のように変形その他個性的な間取りや建て主の趣味が色濃く反映されたものは少なく、ある意味どれも同じようなもの。中古であれば質、設備などが築年数や使用状況によって異なることがあるため、オンラインも含め、なんらかの形で現地を見る必要があるが、新築なら立地だけ確認できればそれすら不要。そのため、渡航できない時期でも売れ続けていたのである。
ちなみにザ・ハワードヒューズ・コーポレーション(米国)が手掛ける同開発は17年に米国の雑誌「Architectural Digest」が、全米の開発プロジェクトの中で第1位としており、今後のハワイの新たな中心になると期待されている。その点でも買って損のない物件と思われているようだ。
アイドルの“聖地”「サンストリート亀戸」の跡地はどうなった?
ビジネスホテルの“無料朝食”、気になる原価は一体いくら? 激化する“朝食合戦”から見るホテルの今
三菱地所が目指す「有楽町改造計画」の全貌 解体予定のビルに生まれた“謎空間”とは
スーパーで500ミリのコカ・コーラを見なくなった“なるほど”な理由
ワークマンの人気商品「真空ハイブリッドコンテナ」 担当者も予想外なアウトドア以外のニーズCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング