トレンダーズ(東京都渋谷区)が運営するWEBメディア「おうちごはん」は「2022年 年間食トレンド大賞」と、「2023年に注目したい食キーワード」を発表した。
「2023年に注目したい食キーワード」には「ラム酒」「ベトナムコーヒー」など4つが選出された。そのうちの1つである「ムードフード」とは、自分の感情や気持ちを変えたり整えたりできる食べ物・飲み物を指す。「睡眠の質向上のための乳酸菌飲料」としてヤクルト1000が話題になったことから、来年もこのトレンドは続きそうだと同社は分析している。
「2023年に注目したい食キーワード」にはムードフードに加え、「ラム酒」「ベトナムコーヒー」「家庭でフードロス対策」が選ばれた。
「ラム酒」はジンに続いてアルコールのネクストトレンドとしてブームの兆しを見せており、ラム酒専門のバーなどでじわじわ広がっているという。
「ベトナムコーヒー」は、コーヒー豆の生産量世界第2位を誇るベトナム生まれのコーヒー。濃く入れたコーヒーに練乳をたっぷりと加えた甘くて濃厚な味わいが特徴だ。コーヒーのトレンド発信地の一つである米国のシアトルでは、ベトナムコーヒーをはじめとしたベトナム式ドリンクをメインに扱うカフェも増加しているという。
SDGsへの意識が高まりから、「家族でフードロス対策」というキーワードへの関心も高い。同社は、物価高の影響から食材をより無駄なく使うためのメソッドやレシピのニーズが高くなると推測している。
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