マッチングアプリ「Tinder」 急増しているロマンス詐欺に注意喚起(2/2 ページ)

» 2022年11月26日 14時09分 公開
[ITmedia]
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なりすまし防止機能

 「なりすまし防止機能」は、プロフィール写真が利用者本人であることを確認するため、画面に表示されるモデル写真と同じポーズで自分の顔写真を撮影して送信し、AIが同一人物であるかどうかを判断する。同一人物であると確認された場合、プロフィールに青いチェックマークが表示される。

「なりすまし防止機能」

 不適切な言葉を含んでいるとAIが判断した場合に警告が表示される「迷惑メッセージ防止機能」では、メッセージ受信側にも迷惑行為の有無を問いかける機能を持たせ、「はい」と答えた場合に相手の行為を報告することを可能にした。

「迷惑メッセージ防止機能」

 「セーフティセンター」は、会う時の注意点やクイズ、警察相談専用電話やセーファーインターネット協会など安全対策に関する色々な情報を集めたガイドラインを載せている。

「セーフティセンター」

 明治安田生命が20〜79歳の男女1620人に実施した調査によると、今年結婚した人の出会いのきっかけは「マッチングアプリ」が22.6%となり、「職場」や「学校」を抜き、初めて首位となった。

 マッチングアプリが一般化するに連れて、取り扱う企業の社会的な責任も増してきそうだ。

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