新卒採用リレーション採用プラットフォームを提供するインタツアー(東京都港区)が「就職活動における学生および社会人の実態調査」を実施した。その結果、就活生の4割以上が「面接で話に脚色をしてしまうことはよくある」と回答した。
面接で話に脚色をしてしまうことはよくあるか聞いたところ、大学4年生の41.5%、社会人の43.0%が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と回答。面接の際に企業にアピールするために自分を大きく見せる学生が多くいることが読み取れる結果となった。
就職職活動において企業側は自社を良く言うことが多く、信用しにくいと思うか聞いたところ、大学4年生の60.5%、社会人2年目の58.1%が「そう思う」「どちらかと言えばそう思う」と回答した。就職活動を経験した大学4年生と社会人2年目の約6割が、就活情報サイトや企業説明会での企業からの情報は信用しにくいと感じていることが分かった。
内定への満足度について、大学4年生で「満足」と回答したのは、3年時に活動開始した人が87.6%であるのに対し、4年時に開始した人は69.0%という結果に。また、社会人2年目で「満足」と回答したのは3年時に活動開始した人が65.4%であるのに対し、4年時に開始した人は50.0%にとどまった。
3年時に就職活動を開始した人ほど、内定への満足度が高い傾向にあることから、早い段階でさまざまな企業について調べ、接点を持つことで内定への満足度が高くなると考えられる。
調査は9月16〜20日に、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府、兵庫県、京都府在住の大学4年生220人、社会人2年目221人を対象に実施した。
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