同マイレージのサービス開始に併せて、PayPayは商品ごとにクーポンを発行する新サービス「商品クーポン(仮称)」を23年5月以降に提供すると発表。「商品クーポン」は、ユーザーがPayPayアプリで事前にクーポンを取得した上で、対象店舗にて特定の商品を購入するとPayPayポイントを付与する仕組みだ。
PayPayはこれまで、加盟店を対象にしたクーポンを発行し、全ユーザーの4分の1に当たる約1200万人が利用している。クーポン発行はメーカーの販促強化につながると考え、今回の「商品クーポン」発行に至ったという。
また、3社はメーカーや小売企業が参画する「LINE・Yahoo! JAPAN・PayPay販促コンソーシアム」を設立。企業への CRM機能の提供とリアルタイムでのPOS連携の実現に向け、3社と参加企業間で協議するもので、同マイレージ提供開始時には10社以上が参加予定だという。
小澤氏は「オフラインとオンラインをつなぐ販促プラットフォームのアイデア自体はあったものの、圧倒的なユーザー数がなければ成立せず実現が難しかった。今回ようやくLINE、Yahoo!JAPAN、PayPayの3社が一体となる準備が整った」と話し、デジタル販促領域で売り上げ1000億円規模を目指すと意気込んだ。
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