「まだ働きたい」60代以上が4割 理由1位は？（1/3 ページ）

[サトウナナミ，ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　スタッフサービス・ホールディングス（東京都千代田区）が企業と60歳以上の個人を対象に、就労意識や雇用実態に関する調査を実施した。その結果、60歳以上の個人で、今後働きたい人は42.0％、働きたくない人は58.0％となった。

60歳以上の就労意識と企業の雇用実態に関する調査結果（画像はイメージ、提供：写真AC）

今後も働きたいと思うか（スタッフサービス調べ）

今後も働きたいと思う理由（スタッフサービス調べ）

　働きたい人にその理由について聞くと、トップは「お金を稼ぎたいから」（58.1％）となった。次いで、「健康を維持したいから」（49.5％）、「社会・人とのつながりがほしいから」（41.9％）、「生きがいがほしいから」（24.8％）と続き、金銭面以外の理由も一定数見受けられた。