53.6%が夫の家事・育児に「不満がある」 夫が取り組んだ方が良い家事は?(1/2 ページ)

» 2023年01月18日 10時00分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 しゅふJOB総研は「夫の家事育児2022」をテーマに就労志向の既婚女性にアンケート調査を実施した。その結果、半数以上が夫の家事・育児に「不満がある」と回答した。また、夫が取り組んだ方が良い家事育児は「掃除や片付け」が最も多かった。

家事 しゅふJOB総研が「夫の家事育児2022」に関する調査を実施した(画像はイメージ)

 「夫は家事・育児に十分取り組んでいたと思うか?」という問いに「家事・育児を十分行っていて満足」(17.9%)、「家事・育児を少しは行っていて不満はない」(28.5%)など、「不満なし」と回答した人は46.4%だった。

 一方、「家事・育児を少しは行っていたが不満」(40.8%)、「家事・育児を全く行っておらず不満」(12.8%)など「不満あり」と回答した人は53.6%と半数以上だった。

 回答者からは、「家事をよくやってくれるので、全く不満を感じたことがありません」(50代・パート、アルバイト)や「母親専業主婦に育てられた世代には価値観の変化が難しいと感じる」(40代・派遣社員)、「まだまだ家事育児は女がやるものだと思い込んでいる人が多いと思います」(40代・パート、アルバイト)という意見があった。

家事 2022年を振り返り「夫は家事・育児に十分取り組んでいたと思うか?」(しゅふJOB総研調べ 以下同)

 夫の家事育児について直近3年間で比較したところ、「不満なし」と回答した人は20年53.5%、21年49.7%、22年46.4%と、減少傾向にあることが分かった。

 「不満あり」に含まれる「家事・育児を少しは行っていたが不満」と回答した人からは、「毎日の決まっている家事は、気づいたら言われる前にやってほしい」(60代・パート、アルバイト)、「名もなき家事全般をキチッとやっていただきたい」(50代・パート、アルバイト)という声があがった。

家事 夫の家事育児について 3カ年比較
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