モバイルセグメントの売り上げは、基本的には増加が続いています。
しかし内訳をみると、モバイルセグメントは楽天エナジーという電力小売事業を含んでいます。第4四半期から売り上げの開示が見当たらなくなったため、直近の内実は分かりませんが、第2〜3四半期にモバイルセグメントで大きく伸びていたのは楽天エナジーでした。
楽天モバイル単体での売り上げを見てみると、第2〜3四半期に関しては、前四半期比で減少が続いています。第4四半期は無料プランの廃止で売り上げは増加に転じましたが、それ以前はモバイル事業の売り上げは苦戦していたことが見て取れます。
続いてモバイル事業の利益の推移を見ていくと、売り上げは苦戦した第2四半期以降は赤字幅が縮小傾向です。
契約が伸び悩む中で、継続していた大きな赤字に耐え切れず無料プランの廃止となり、契約数よりも収益性の改善を進めているということでしょう。
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