今回発売する「麒麟百年 極み檸檬サワー」には、同社が100年以上培ってきた発酵技術を生かし、ビール酵母で発酵させたレモン果汁を一部使用している。「レモン果汁・使用する酵母・発酵条件について、41パターンの組み合わせを試しました」(同社マーケティング部商品開発研究所中味開発グループの永井次郎さん)。
このビール酵母で発酵させたレモン果汁以外にも、皮ごと搾ったレモン果汁、香り立ちが良い果汁、複雑味を生みだす果汁、みずみずしい酸味を付与する果汁などをバランスよく配合した。
また、液面に形成される泡の大きさは、同社の他のRTD商品の泡と比べて約8分の1ときめ細かい。通常のRTD商品のパチパチとした口当たりとは異なるきめ細かい泡にしたことで、まろやかな口当たりとレモンの香り立ちを両立した。
パッケージには「聖獣麒麟」をデザイン。丁寧なものづくりとサワーらしい爽快さを表す切子モチーフをあしらった。
価格はオープン価格だが、RTD商品としては高価格帯になるという。初年度となる23年度は約300万ケースの販売を目指す。
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