消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
転職・就職情報のプラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク(東京都渋谷区)は、24年卒の学生を対象に実施した「24卒就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング【大学別編】」を発表した。総合ランキングの1位は「アクセンチュア」だった。
総合ランキング1位は「アクセンチュア」、2位は「レバレジーズ」、3位は「エヌ・ティ・ティ・データ」という結果になった。
オープンワークは「注目度が高い企業には、『20代成長環境』への社員からの評価が高いという共通点があった。この背景には、転職前提の就職活動という若い世代のキャリア観、ジョブ型雇用の推進などによるキャリア初期におけるスキルセットへのニーズの高さがあるものと考えられる」と分析した。
東大生、京大生を対象としたランキングを見ると、共通して1位は「アクセンチュア」、2位は「野村総合研究所」だった。東大生の3位は「PwCコンサルティング」、京大生の3位は「キーエンス」と続いた。
双方のランキングを比較して分析すると、東大生のランキングでは「マッキンゼー・アンド・カンパニー」「ボストン・コンサルティング・グループ」「三菱総合研究所」といったコンサルティング・シンクタンク業界企業がランキングの半数以上を占めていた。
一方、京大生のランキングでは「関西電力」「サントリー」「パナソニック」といった関西に本社を置く企業の他、「旭化成」「トヨタ自動車」といった大手メーカー企業もランクインした。
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