マーケティング・シンカ論

データドリブンセールスで重要なことは? データに向き合える体制を構築することデータドリブンセールスを考える(2/4 ページ)

» 2023年03月29日 08時00分 公開

データ基盤の全体像を把握しよう

 データ基盤全体像では、データ・システム・組織がどのようにデータ基盤と向き合っているかをまとめ、データドリブンの観点で関係性を整理・共有します。

 項目としては以下のような要素があります

  • データ蓄積:Excel、Access、Salesforce(CRM)など
  • データ利用:Excel、BI Tool、メール配信アプリなど
  • 部門やチーム:データを取り囲むように生成側、利用側およびデータ自体の管理組織を配置

 開始直後は、データレイク(収集したデータを、一元管理すること)などの中心となる部分が存在しないケースもありますが、データドリブンを進める中で随時追加していくことになるでしょう。

 データスチュワードとは、組織全体のデータドリブンをデータエンジニアとともに、テック寄りの視点から助けます。データドリブンを目指す際の交通整理役として、まずは配置すべき重要なポジションと言えます。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.