投資信託の運用、人間とAIのどちらに任せたい? 1000人に聞いた結果はスパークス・アセット・マネジメント調査

» 2023年03月31日 13時00分 公開
[神奈川はなITmedia]

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 資産運用事業などを手掛けるスパークス・アセット・マネジメント(東京都港区)は、投資信託利用者の意識や実態に関する調査を実施した。「投資信託の運用を人間とAIのどちらに任せたいか」という質問では、65.8%の人が「人間」と回答した。

投資信託利用者実態調査 「投資信託利用者実態調査2023」を実施した(提供:ゲッティイメージズ)

人間とAI、どちらのファンドマネージャーに運用を託したい?

 年代別にみると「人間」と回答した人の割合が最も高かったのは20代(71.1%)、「AI」と回答した人の割合が最も高かったのは40代(39.9%)だった。

投資信託利用者実態調査 人間とAI、どちらのファンドマネージャーに運用を託したい?

投資信託の経験年数は?

 投資信託の経験年数は「1〜3年未満」(24.7%)が最も多かった。年代別にみると20代、30代では「1〜3年未満」が多く、年代が上がるにつれて経験年数が長くなり、70代では「10〜20年未満」(40.4%)が最も多かった。

投資信託利用者実態調査 投資信託の経験年数は?

現在の資産保有額

 自宅を除く資産の保有額は「100万円未満」(19.6%)や「1000万〜3000万円未満」(16.2%)に回答が集まり、平均は1669万円だった。経験年数別にみると、投資信託の経験が10年以上の人の資産保有額は3198万円だった。

投資信託利用者実態調査 現在の資産保有額(自宅を除く)
投資信託利用者実態調査 現在の資産保有額(経験年数別)

敏腕ファンドマネージャー役が似合うと思う芸能人

 投資信託の敏腕ファンドマネージャー役が似合うと思う芸能人は、1位はドラマ「半沢直樹」の印象が強かった「堺雅人さん」(79人)、2位は「阿部寛さん」(27人)、3位は「木村拓哉さん」(22人)という結果となった。

投資信託利用者実態調査 投資信託の敏腕ファンドマネージャー役が似合うと思う芸能人

 調査は全国の20〜79歳の投資信託利用者を対象に、2月28日〜3月1日にインターネットで実施した。有効回答数は1000サンプル。

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