三菱の新型「デリカミニ」、受注台数が9000台を突破 特徴は?5月25日発売

» 2023年04月08日 10時52分 公開
[ITmedia]

 三菱自動車工業は5月25日、新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」を発売する。コンセプトは「Reliable & Active Super Height Wagon(頼れるアクティブな軽スーパーハイトワゴン)」で、アウトドアから日常使いまで対応する室内空間と力強い走りを融合。1月13日から予約注文を受付開始しており、受注台数は約9000台を突破した。

bishi 新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」(プレスリリースより引用)

 外観デザインはデリカらしさを強調し、立体的な「ダイナミックシールド」フロントデザインに、特徴的な半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトを組み合わせた。新開発したボディーカラーは、アウトドアから都会まであらゆるシーンに馴染みやすいアッシュグリーンメタリックを採用。2トーン6色、モノトーン6色の全12色を用意した。

bishi デリカらしさを強調した外観(プレスリリースより引用)

 インテリアは水平基調のインストルメントパネルに、ライトグレーをアクセントカラーとして配置した。また、アウトドアや子どもがいる家庭での使用を想定し、汚れがつきにくく、通気性の高い撥水シート生地を採用。座面や背もたれ中央部には立体的なエンボス加工を施し、蒸れにくさと座り心地のよさを両立した。

bishi インテリアはライトグレーがアクセント(プレスリリースより引用)
bishi 通気性の良い撥水シート生地を採用(プレスリリースより引用)

 シートは片側ずつスライドすることや背もたれを倒すこともでき、乗車人数や荷物の量に応じてアレンジが可能。後席スライドドアは650ミリメートルの開口幅を確保するとともに、足元をフラットにしたことで乗降性能を高めた。また、ハンズフリーオートスライドドアを採用しているため、ドア下側のキックセンサーに足をかざし引くだけでドアの開閉が可能だ。

bishi シートは乗車人数や荷物の量に応じてアレンジ可能(プレスリリースより引用)

 走行性能では、165/60R15サイズの大径タイヤの採用と専用ショックアブソーバーにより、車内の揺れを軽減。砂利道などの未舗装の道路を走行する際の安定性と快適性を高めた。また、雪道やぬかるんだ路面などの滑りやすい路面での発進をサポートするグリップコントロールや、下り坂を走る際、電子制御で低車速に抑えて走行するヒルディセントコントロールを標準装備した。

bishi 未舗装の道路を走行する際の安定性と快適性を高めた(プレスリリースより引用)

 メーカー希望小売価格は180万4000〜223万8500円。

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