ハウステンボス、24年も賃上げ 2年連続 年間公休も8日増やす企業価値向上へ

» 2023年04月25日 10時00分 公開
[ITmedia]

 テーマパークのハウステンボス(長崎県佐世保市)は4月25日、2023年7月に実施する賃上げに続き、翌24年も賃上げを実施すると発表した。年間公休数も8日増やす。従業員が安心して働ける環境をつくり、観光業界の発展と企業価値向上を目指すとしている。

ハウステンボスは2023年7月に続き24年も賃上げを実施すると発表した(同社公式Webサイトより、以下同)

 同社は契約社員も含む全グループ社員を対象に、今年7月から平均6%の昇給を決定している。一方、原材料価格の高騰が続いており「食料品や光熱費などの高止まりが家計の負担を深刻なものにしている」(同社)として、24年7月も2年連続となる平均6%の昇給を実施することにしたという。

 また、23年10月から、年間の公休数を現在の104日から8日間増やし、112日とすることも決定した。

年間の公休数を現在の104日から8日間増やし112日とすることも決定

 同社は「処遇の改善を追加決定することで、スタッフが安心して働ける環境を実現するとともに、休暇を活用し観光の素晴らしさ、人生の豊かさを感じる機会となり、企業の競争力をより高めていくことを目指す」としている。

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