西日本で総合スーパーを展開するイズミ(広島市)は4月27日、福岡県飯塚市に新たな商業施設「ゆめタウン飯塚」を7月29日オープンすると発表した。デジタルサイネージを活用した地域の情報やトレンドを発信するほか、IMAXを備えた飯塚市内初のシネマコンプレックスも導入し、地域の交流拠点を目指す。
イズミは「ゆめタウン飯塚」を7月29日オープンする(プレスリリースより、以下同)
ゆめタウン飯塚はJR飯塚駅から徒歩5分という駅前に立地。地上3階、敷地面積は約5万5200平方メートル、店舗面積は約3万500平方メートルで、約100の専門店舗が入る。イズミグループの店舗数は福岡県で41店舗、飯塚市で3店舗となる。
1F 吹き抜け広場 -NATURE-
「街にMIRAIを創る」「健幸のMIRAIを創る」などのコンセプトを掲げ、デジタルサイネージを活用したトレンド情報の発信を図るほか、多様なニーズに対応した宅配サービス「ゆめデリバリー」の導入を進める。
施設内を利用したウォーキングコースを設置するなどし、地域住民の健康的なライフスタイルをサポートする。
2F 吹き抜け広場 -FUTURE-
憩いの場として、食品館と映画館側に1つずつ吹き抜け広場を設置。それぞれ「ネイチャー」「フューチャー」と異なるテイストのデザインを施し、休憩スペースやイベントスペースとして過ごせる空間を提供する。
全9スクリーン、1245席を予定するシネマコンプレックス「シネマサンシャイン飯塚」も出店する。九州3劇目となるIMAXを導入する。
「シネマサンシャイン飯塚」も出店する
イズミは「これまで地域になかった高品質な商品やトレンド商品の展開など、“NEWゆめタウン”として、地域のMIRAI(未来)が生まれる交流拠点を目指す」としている。
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