全産業で見た学歴別の初任給水準は、大学卒(初任給に差を設けず、一律設定の場合。以下、一律)22万5686円、大学院卒修士24万3953 円、短大卒19万5227円、高校卒(一律)18万3388円。同一企業における22年度初任給と比較した上昇率は、大学卒(一律)3.1%、大学院卒修士3.2%、短大卒3.5%、高校卒(一律)3.7%となっている。
大学卒(一律)では、「引き上げ」が71.7%、「据え置き」が28.3%。引き上げた場合の上昇額は「1万円台」が18.6%で最も多く、次いで「5000 円台」「7000円台」が10.5%。引き上げた場合の平均上昇額は9523円となった。
本調査は3月下旬、東証プライム上場企業1784社に調査票を発送。併せて電話による取材も行い、4月11日までに回答のあった157社分を集計した。
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