ドラッグストア・調剤薬局を展開するマツキヨココカラ&カンパニー(東京都文京区)は、オンラインストアで購入した商品を即日配送するデリバリーサービス「マツキヨココカラQ(キュー)」を始めた。首都圏から展開し、対象エリアを順次広げていく。
マツキヨココカラ&カンパニーはデリバリーサービス「マツキヨココカラQ(キュー)」を始めた(プレスリリースより、以下同)
全国3400超の店舗網や商品調達力を生かし、リアルとデジタルを融合したデリバリーサービスの導入で、利便性の向上を図る。
「マツキヨココカラQ」のサービス名には「Qualified」(専門性)、「Quality」(品質)、「Quick」(迅速)――という3つのQを込めた。利用客が専用のオンラインサイトで注文した商品を、近くの店舗から指定された場所に即日配送する。
EV車両の活用や移動距離を短縮することでCO2排出量の削減に努める
配送は、EV車両の活用や、移動距離を短縮することでCO2排出量の削減に努めエコな梱包材を採用する。
EV車両の活用や移動距離を短縮することでCO2排出量の削減に努める
2023年3月時点で配送エリアは77。人口カバー率は45%、東京23区は99%。24年3月までに170エリア、人口カバー率65%への拡大を予定する。
24年3月までに170エリア、人口カバー率65%への拡大を予定する
1月から電子処方箋の運用が始まった。従来は病院で診察を受けた後、医師から紙の処方箋をもらい、薬局に持参して薬を購入する仕組みだった。こうした仕組みがオンライン化され、今後、処方薬のオンラインサービスが普及していくとみられる。業界大手のサービス「マツキヨココカラQ」が広がれば、処方薬を受け取る利便性が向上し、オンライン診療の利用も広がる可能性がある。
「たばこ販売終了」の衝撃、ウエルシアHDが抱えていた“矛盾”
ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングス(HD)は3月24日、2026年2月までに全店舗でたばこ製品の販売を順次終了すると発表した。「健康な暮らしを提供する」との企業理念を鑑み、今後のたばこ販売は適切ではないと考えたという。
退職代行、GW明けに相談が急増するワケ 「数分遅刻で罵倒」「病欠信じてもらえず」 利用者の叫び声
5月のゴールデンウイーク(GW)が明け、普段の日常が戻ってきた。「仕事に行きたくない」といったモヤモヤを抱えながら勤務する人も多いのではないか。連休明け、あるサービスへの相談件数が増えているという。本人に代わって退職に関する連絡を有償で行う退職代行サービスだ。利用者はどんな悩みを抱え、サービスに助けを求めるのか。
1泊400万円超も 「超高級」外資系ホテル、日本に続々初進出のワケ 専門家に聞いた
富裕層の外国人旅行者の需要を見込み、日本初となる外資系の超高級ホテルが都内に相次ぎ進出している。4月4日、JR東京駅前にイタリアの高級ブランド、ブルガリが「ブルガリホテル東京」をオープンした。今秋にかけてハイアット系列の「ホテル虎ノ門ヒルズ」、アマン系列の「ジャヌ東京」などが開業を控える。なぜいま、超高級ホテルの日本初進出が相次いでいるのか。ホテル評論家の瀧澤信秋氏に話を聞いた。
配膳ロボット、1台より2台で謝罪したほうが「許せちゃう」のはなぜ? 実験結果がおもしろい
人はロボットによる謝罪を受け入れることができるのか。1台ではなく、複数台のロボットに謝られたら、感じ方はどう変わるのか――。飲食店などで人の代わりに給仕する配膳ロボットの導入が進む。とはいえ人が作った以上、ロボットにも失敗はつきものだ。給仕中のロボットが料理を落として謝罪するケースを想定したユニークな実験が行われた。人工物のロボットの謝罪に、人はどんな反応を示したのか。
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「その苦情、行き過ぎじゃありませんか?」――。3月、秋田県のバス会社が地元紙に出稿したある意見広告が、SNSや新聞報道を通じて大きな話題になった。利用者が過度な要求を突きつけるカスタマーハラスメント(カスハラ)への意見を表明したもので、「お客様は神様ではありません」との強い表現も見られる。相当な怒りを抱いているものと想像し話を聞くと、当初のイメージとは異なる回答が返ってきた。
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