「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」がじわじわと売れ始めてから、大手もスモーキーハイボール缶市場に参入している。
ファミリーマートは、プライベートブランドのファミマルから「スモーキーハイボール」(350ml 158円)を22年7月に発売。国分グループ本社では、セブン&アイグループ限定で「スコッチウイスキーハイボール レジェンダリースコット」(350ml 207円、500ml 283円)を21年1月に発売。“スモーキー”というワードは含まれていないが、ほのかなスモーキーさが特徴の商品だ。さらに、22年2月には同じくセブン&アイグループ限定で「スモーキースコッチウイスキーハイボール」(400ml 250円)が期間限定で発売されている。
特に、国分グループ本社の商品はパッケージに黒を採用し、やや高めの価格帯と「三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール」を意識していることがうかがえる。これについては、「新たな市場をつくったと手応えを感じている」と稲垣氏。
「真似されてこそ一流だと思っています。大手を含むさまざまなプレーヤーが参入することでマーケットが活性化するので、どんどんスモーキーハイボール、および高級ハイボール市場を盛り上げてほしい」
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