消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化──このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
情報誌「じゃらん」を運営するリクルートは、全国の20〜50代男女1000人を対象に、「青春を思い起こさせるご当地パン」についてアンケートを実施した。「青春の味ご当地パン」ランキング1位は、「牛乳パン」(長野県)が選ばれた。2位は「のっぽパン」(静岡県)、3位は「ポテチパン」(神奈川県)という結果だった。
1位に選ばれた「牛乳パン」は1955年ごろに長野県で誕生したとされている。牛乳を練り込んで焼いた生地にサンドされたミルククリームが特徴で、店によってクリームの分量もパッケージデザインもさまざまだ。
2位の「のっぽパン」は、長さ34cmの細長いパンにミルククリームをサンドした静岡県のご当地パンとして親しまれている。バンデロールが1978年に発売して以来、県民に愛されている商品となり、キリンのパッケージが特徴。現在はチョコやピーナツなど多数のフレーバーを発売している。
3位の「ポテチパン」は「割れて商品にできないポテトチップスを再利用できないか」という菓子問屋さんの依頼から誕生した商品。中身はうす塩味のポテトチップスをキャベツとマヨネーズで和えたシンプルな味わいで、横須賀のソウルフードとして愛されている。
4位以降は「とびばこパン」(大阪府)、「サラダパン」(滋賀県)、「バナナクリームロール」(岡山県)、「アベックトースト」(秋田県)、「頭脳パン」(石川県)、「なかよしパン」(沖縄県)、「イギリストースト」(青森県)の順だった。
調査は47都道府県在住の20〜50代男女1014人を対象に行った。期間は5月12〜15日。ランキングの詳細はじゃらんの公式Webサイトで公開している。
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