金閣寺にも「LUUP」 新しい足になりつつある電動キックボード、まだまだ課題も：7月1日には法改正も（1/2 ページ）

[シンクジャム（thinkjam.Inc.），ITmedia]

Digital Business Days -SaaS EXPO- 2023 Summer開催のお知らせ

【開催期間】2023年8月22日（火）〜9月10日（日）

【視聴】無料

【視聴方法】こちらより事前登録

【本記事読者へのおすすめ講演】

・経営にインパクトを与える「稼げるカスタマーサクセス」に転換せよ

・アフターコロナでさらに加速！　拡大するSaaS業界の「シン・LTVマーケティング」

　LUUPとは電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービスです。歩くには少し遠い場所へもLUUPを使用すれば楽に移動できます。電動キックボードのシェアリングサービスについては実証実験の段階ですが、7月1日の法改正によって交通ルールにいくつか変更点があり、利用のハードルが下がりました。

電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP」（画像：Luup社公式Webサイトより）

　法改正では、電動キックボードを含む電動マイクロモビリティ群が特定小型原動機付自転車に位置付けられ、それに伴って交通ルールが以下のように変更しました。

• 16歳以上なら免許がなくても乗車可能になった
• 車道走行時の最高速度が15km/hから20km/hに引き上げられた
• 特定の標識がある歩道では、最高速度6km/hの設定で通行可能になった
• ヘルメットは努力義務、バックミラーは不要になった

　これらの変更によって、16歳以上で免許がない人に電動キックボードという新たな移動手段が加わりました。また以前よりも規制が緩和される方向にルールが変更され、ラストワンマイルの移動が便利になりました。

金閣寺にLUUP　なぜ？