マーケティング・シンカ論

ZOZOの古着専門サイト、AIが“商品見ずに”値付け 「高く買い・売る」をどう実現する?商品取扱高は160億円(1/2 ページ)

» 2023年08月10日 07時30分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 ZOZOが運営する古着専門のECサービス「ZOZOUSED」をご存じだろうか? 利用者がZOZOTOWNで購入した商品を買い取り、古着として販売するサービスで、今年で10周年を迎えた。

 2022年度の商品取扱高は160億円で、前年同期比19.3%増と好調だ。ZOZO内でこれまでに2000万点以上のアイテムを循環させており、今なお右肩上がりで成長している。

ZOZO ZOZOUSEDショッピング画面イメージ(提供:ZOZO)

 好調の背景には、古着の仕入れから販売までの各プロセスにAIを導入したことで「なるべく高く買って、なるべく高く売る」仕組みを実現していることがあるという。一体どのようなシステムなのだろうか。ZOZO マーケティング本部 USED事業部 ディレクター 島村龍也氏に聞いた。

ZOZOUSED、商品を”その場”で値引き

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