首都圏に440店(23年2月期末時点)を展開する、ハイデイ日高(さいたま市)の「日高屋」では、今のところ、調理ロボットを導入する予定はない一方、将来的なことはあくまで“白紙”のようだ。日高屋の店舗では外国人のアルバイトが目立つ。人手不足を解消するため、将来は導入する可能性も十分あると、筆者は見る。
日高屋はセントラルキッチンで麺・餃子・スープの製造や野菜・肉のカットを行い、店舗へ配送している。店舗では、届いた食材をマニュアルに沿って調理・提供する。餃子の王将や大阪王将のような店舗限定の料理がほとんどなく、どの店でもメニューがほぼ一律な点も特徴だ。その意味で、両王将と比べてもチェーン店らしい特色を持っている。
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