「ゆかり」靴下が1週間でほぼ完売！　人気の秘密を聞いた：経済の「雑学」（1/4 ページ）

» 2023年09月20日 08時00分公開

　「ゆかり」でおなじみの三島食品（広島市）のふりかけと、靴下屋がコラボした「三島の刺繍ソックス」（5種類・各1650円）がヒットしている。

ゆかりのパッケージを忠実に再現したコラボ靴下が好調だ

　同コラボ商品の第2弾（8月30日に発売）で、「ゆかり」をはじめ、「ひろし」「うめこ」「かおり」「かつお」の全5種類をラインアップ。いずれもふりかけパッケージと同じ色合いの生地に、パッケージの刺しゅうが施されている。

　再現度が非常に高く、SNSで「かわいい」「ようやく買えた」といった声とともに拡散され、発売から1週間足らずで、ほぼ完売に。三島食品と靴下屋を展開するタビオ社（大阪市）にヒットの背景を聞いた。

食べ物なのに「鮭ひろし」　独特なネーミングセンスのきっかけは「ゆかり」だった
三島食品（広島市）は、「ゆかり」「かおり」「あかり」「ひろし」など、まるで人の名前のような商品を展開しています。なぜ、食品にこうした名前を採用しているのでしょうか？　同社広報の新宅智彦さんに聞きました。
「ひろし」「かつお」も話題　三島食品「ゆかり」が返品の山からロングセラー商品になるまで
炊き立ての白ご飯にパラパラと振りかけると、赤しその鮮やかな色が映える――。三島食品（広島市）が手掛ける人気のふりかけ「ゆかり」は、誰もが一度は食したことがあるだろう。1970年に発売されたロングセラー商品「ゆかり」はどのようにして誕生したのか。