エンSXセールスアナリティクスは、最短で4〜6カ月で「売れるセールス」になるための指導が完了するという。同社が「短期間で劇的に営業組織を変える」とうたっていることから、短期集中ダイエットを手助けするトレーニングジム大手になぞらえて「営業版ライザップ」とも呼ばれている。
実際に受講した人からは、具体的なアクションが分かることで商談に臨みやすくなったという声が集まる。
広範囲のロープレでは気付けない自分の弱みを発見できました。1フレーズ単位でフィードバックをもらえるので実践的で、次の商談から使いやすいです。
これまでは「御社で導入いただけますか?」と聞いていましたが、フィードバックで『〇〇さんは、いいと思ってもらえましたか?」の方が良いと教わりました。会社の考えではなく個人の考えを聞くことで、明確な答えを引き出しやすくなります。明日から実践できる具体的な内容で、試してみようと思います。
また、同サービスを通し、講師に褒められたり、受注率アップなどの成功体験を重ねたりすることで、営業の楽しさに気付く受講者が増加。その結果、導入企業では、思わぬ副産物として離職者の低下にもつながったという。
現在エンSX セールスアナリティクスは、人材、広告、コンサル、IT系をはじめ、幅広いBtoB企業に提供している。価格は解析ツールのみの場合、1社月額10万円〜。講師の指導、フィードバックがセットのサービスは月額50万円で、最大5人まで利用可能だという。
同社は今後について、BtoBの営業職をターゲットに営業一人あたりの生産性を高め、活躍するセールスを増やしていきたいと意気込む。特に、Web商談を導入している企業においては、これまでブラックボックス化していた個人の商談が明るみに出たことで、注目度は向上するだろう。
営業の価値を高め、日本の生産性向上を目指すエンSX セールスアナリティクスに、今後も注目したい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング