小林製薬(大阪市)による働く女性を対象にした「睡眠に関する調査」で、リモート勤務時間中に昼寝・居眠りをしたことがある人は半数に上ったことが分かった。働く女性が抱える睡眠の悩みや対策とは?
睡眠に関する不満について、半数以上が「眠りが浅い」(51.8%)と回答した。その他「夜中に目が覚めてしまう」(45.2%)、「寝ても疲れが取れない」(43.8%)、「寝つきが悪い(42.0%)」はそれぞれ4割以上が回答。
回答した人からは「仕事中うつらうつらしてしまい、お客さんに起こされた」(神奈川県・42歳)、「教育実習なのに遅刻してしまった」(東京都・34歳)などのコメントが寄せられた。
平日の平均睡眠時間は「6時間7分」だった。20代では「6時間13分」、50代においては6時間を下回る「5時間58分」と、年代が上がるにつれて睡眠時間は短くなる傾向が見られた。
また、休日の平均睡眠時間は「7時間9分」となり、平日と比べると1時間以上の差があった。さらに、20代の平均は「7時間47分」と、休日と平日で睡眠時間の差が1時間半以上も差がある結果となった。
日中に比較的眠気を感じていない人は全体の1割程度にとどまった。一方で約4人に1人が毎日日中に眠気を感じていることが分かった。
休憩時間を除いて、リモート勤務時間中に昼寝・居眠りをしたことが「ある」とした人は31.1%に上った。また「何度もある」と回答した26.4%と合わせると、6割近くの人が、勤務時間中に昼寝・居眠りを経験していることが分かった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング