ブラック企業に勤めた経験がある人に「ブラックだと感じたこと」を聞いた。最も多いのは「離職率が高い」(44.0%)。2位「長時間労働(残業が多いなど)」(39.7%)、3位「サービス残業(残業代が出ない)」(38.0%)と、就業時間に関する項目が上位に並んだ。
各項目の詳細から見える傾向として、同社は「会社の空気感や雰囲気がブラックといえるものと、明らかに違法といえるものの2つに分類される」としている。
会社の空気感や雰囲気がブラックといえるものについては、「残業請求したら文句を言われる」(48歳女性)、「就業時間内に仕事が終わらず、皆残業してるよ? と残業を強いられる」(23歳女性)、「そもそも残業という概念がない」(44歳男性)などのコメントがあった。
明らかに違法といえるものに関しては「残業が月平均100時間ほど。でも、残業代を削減された」(57歳女性)、「月末に帳票上で0になるように改ざんされる」(53歳男性)、「40時間に収まるようにエクセルシートで管理していた」(34歳男性)といった声も挙がっている。
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