関東と関西で違う文化や風習といえば何か。CMサイト(大阪市)が調査したところ、1位は「かき氷のシロップ」(441人)であることが分かった。
関東では、器の底にシロップを入れてから氷を盛り、上から再度少量のシロップをかけるのが多く見られる。関西では器にまず氷を盛って、最後に多めにシロップをかけるのが主流だ。投票者からは「かき氷にも違いがあったとは意外」などのコメントが集まった。
2位は「エスカレーターの立ち位置」(437人)。関東では左、関西では右(京都は左)という暗黙のルールがある。その発祥は、関西では1967年に阪急電鉄が「左側を空けてください」とアナウンスし大阪万博で定着したこと、関東では自然発生的に右側空けが発生し定着したが、もともとは武士が刀を左側に差していたことに起因するという説があるようだ。
3位は「みそ汁の配膳位置」(423人)で、関東では右手前に、関西では左奥になる。和食の配膳は、左手前にご飯、みそ汁などのお椀はその右で奥に主菜、というのが伝統的なマナーだ。一方、関西ではみそ汁は左奥(ご飯の奥)に配膳するという傾向がみられた。
4位は「灯油用ポリタンクの色」(394人)、5位は「改札に入れるICカード額」(371人)がランクインした。
調査は8月3日、インターネットで実施した。調査対象者は10〜50代の男女で、有効回答数は6784人。
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